9月のおはなし会は16日午後4時から行いました。
最初に、中学生のKくんが古典落語の『時そば』をしてくれました。
扇子を箸に見立ててそばを上手にすする場面に皆大笑い。
度胸もあってリラックスして語ってくれるし、表情も豊かで声もよい。
また聞きたいなあ。
今日は中学生がもう一人。宿題をしに時々来てくれる子。
小さい子と一緒になると、必ずその子に絵本を読んでくれる優しいおねえさん。
彼女は『いいね!』(筒井ともみ作・ヨシタケシンスケ絵 あすなろ書房)から
【「おにぎり」って、いいね】を朗読してくれました。優しい表情で、優しい声で、
聴く人を心地よくさせてくれる。涙が出そうになりました。また聞きたいなあ。
小学生二人は、大人二人とのコラボで『おかえし』(村山桂子さく‣織茂恭子え
福音館)を読みました。
その場で打ち合わせをして、ほぼぶっつけ本番だったのですが、
どうしてみんなこんなに上手いんだろう。
読むほうも聞く方もリラックスしているからかなあ。全員で楽しみました。
その他
『オレ、カエルやめるや』( 文/デヴ・ペティ絵/マイク・ボルト訳/こばやしけんたろう マイクロマガジン社)
『もやし』(野坂勇作さく 福音館)
工作は六角返し。時間がなくなり、絵は描けませんでした。
小学生たちは、今度文庫に来た時に絵を描くと言って置いて帰りました。